基本政策検討本部の第2回会合を開催

 民進党は12日、基本政策検討本部(本部長=大塚耕平代表)の第2回会議を党本部で開き、検討会(共同座長=田辺一城福岡県議会議員・青年委員会委員長、同=岡野朱里子香川県議会議員・女性議員ネットワーク会議四国ブロック世話人)から示された、党の綱領や党の在り方等についての中間的な報告について議論した。

 会議終了後に記者団の取材に応じた足立信也政務調査会長は、「今日は検討会から中間的な報告があり、その報告についての意見交換を行った。今後の方向性としては、検討会には20日を目途に答申をしてほしいとお願いしている。その答申を検討本部で検討した後に両院議員に報告し、綱領等の見直しをするかどうかを諮ることになる」と説明した。

 中間的な報告に関する議論の中心軸について足立政調会長は、「『国民生活の向上を民進党の原点に掲げなくてはいけない』という大塚代表の考えが一番大きい。共生社会や地方重視、そういうことが国民生活の向上につながる。そういった軸から話を広げていっている」「経済成長もできない中で、この国の少子高齢社会、そういったものをどう捉えるかという観点も入れたらいいのではないかという意見も出た」と述べた。