民進党の内閣(男女共同参画・子ども)、文部科学、厚生労働の3部門は7日、合同部門会議を開き、東京児童養護施設東京育成園理事長の千葉茂明氏、児童相談所長会会長の櫻山豊夫氏からヒアリングを行った。
千葉理事長は児童養護施設退所後の経済的支援など施設の実情について話した。櫻山会長は東京都の児童相談所の概要、人材育成を強化していることなどを説明した。
参加議員から、給付型奨学金制度、司法の関与の強化、虐待する親への支援のあり方、昨年民進党も共同提案者となって成立した特別養子縁組促進法の評価等について質問があり、意見交換が行われた。
相原久美子参院議員(「次の内閣」ネクスト内閣府特命担当大臣)は「児童虐待などの件数が増え、現場の人材不足は深刻。民進党としても子どもたちのために現場の声を聞いて取り組みを進めていきたい」と語った。