玉木雄一郎代表は6日、一般社団法人パリテ・アカデミーと笹川平和財団による「女性政治リーダートレーニング合宿」歓迎レセプションに出席し、受講生の皆さんに激励のあいさつをした。
玉木代表は「女性の政治参画に問題意識を持ち、政治家になろうという方が多く集まっているのは素晴らしい」とした上で、昨年の同合宿に参加し、夏の参院選で国民民主党から出馬した水野素子さんについて紹介。「残念ながら惜敗となったが、政党としても大きな学びを得た。政党はいくつかの機能を果たしているが、その最大の機能は、優秀な人材を発掘して育て、選挙区をしっかりつくって、政治家として働く場、活躍する場を提供することだ。私たちは野党なので、メリットが一つある。選挙区がたくさん空いており、これは可能性の源だと思っているので、是非、多くの女性に立候補してほしい」と呼びかけた。「仮に落選しても次の選挙に向けてサポートし続ける機能もある」とも語った。
政治の場を女性が活躍しやすい仕組みへと具体的に変えていくことや、女性が立候補したときに受けるハラスメントを改めていくことが、女性が進出していくためには極めて重要だとして、積極的に取り組んでいく考えを示した。「日本の未来は女性と若い人で切り開いていかないといけないと思っている」「私はエンパワーメント、エンパワーという言葉が好きだ。そのパワーがどこから出てくるかというと、おカネでも権力でもなく、公共(パブリック)に尽くそうとする志から生まれてくる。是非、皆さんの志で日本を変えていこう」と力を込めた。