参院内閣委員会で15日、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律案」が全会一致で可決された。
同法案は、衆院内閣委員会で全会派の賛同により委員長提出法案として発議されたもので、政治分野での男女共同参画の推進について基本原則を定め、国・地方自治体の責務等を明らかにするとともに、政治分野での男女共同参画の推進に関する施策の基本となる事項を定めている。基本原則の中では、衆院・参院議員、地方自治体議会の議員の選挙に際して、政党等の候補者選定の自由、候補者の立候補の自由などを確保しつつ、男女の候補者の数ができる限り均等となることを目指すとしている。
参院内閣委員会では国民民主党の矢田わか子議員が各派共同提出の付帯決議案(PDFダウンロード参照)を提案し、これも全会一致で可決した。付帯決議に対して野田聖子内閣府特命担当大臣が発言を求め、その趣旨を十分尊重していく旨を表明した。